MR(医薬情報担当者)の仕事って何? その1

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医薬情報担当者(いやくじょうほうたんとうしゃ、: medical representative、MR)とは、医薬品の適正使用のため医療従事者を訪問することなどにより、医薬品の品質、有効性、安全性などに関する情報の提供、収集、伝達を主な業務として行う者のことを指す。

Wikipediaより引用

ドラマ「私の家政夫のナギサさん」の主人公が職業がMRですが、私はMRを9年していました。ですので、「MRの職業とは?」にかなり詳しく答えられると思います。

私は、国内製薬企業 約5年勤務 → 外資系製薬企業 3年勤務 → 外資系製薬企業1年の期間をMRとして勤めていました。時代によって、MRが出来ることが大きく異なります。(ルールが徐々に厳しくなっていました。)多くのドラマで(例えば「白い巨塔」やさまざまな医療系ドラマ)MRが登場しています。

そんなMRの仕事は、他の業界の営業のスタイルとは異なります。

MRの種類

現在さまざまな病気があります。高血圧や風邪などの一般的なものから、ガン、希少疾患などの病気があり、治療が難しくなるほど、薬の情報も難しくなります。

ほとんどの大手製薬企業は、プライマリーケアMRとオンコロジーMRに分かれています。その製薬企業が持っている薬の種類によって、MRの体制が変わってくるでしょう。

YukaChin
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私は、プライマリーMRとオンコロジーMRを両方経験しましたが、オンコロジーMRはかなりの勉強が必要になります。

資格が必要

MRとして活動するには、MR認定試験の合格が必要になります。これは、業界の自主認定試験になりますが、すべてのMRはこのMR認定試験にパスしています。新入社員で入社したら、すぐに勉強合宿になります。製薬企業が持っている自主施設か研修施設を借りて数ヶ月の泊まり込み勉強会をやります。文系大学出身者もこの試験にパス出来るプロセスをそれぞれの製薬企業が組んでいます。

MR認定試験をパスしたからといって、勉強をしなくていいわけではありません。1年間の履修単位というのが組まれていて、会社で作られた試験をパスしないといけません。試験は定期的に行われ、疾病や薬の情報だけでなく、業界のルールを厳守するためのルールも学ばなければなりません。MR認定試験は有効期限があります。会社から与えられる試験にパスしていれば、履修が十分とみなされ、更新出来ます。

テストは1年に1回で、2018年と2019年の合格率は、75.9%, 74.3%でした。

MR認定試験センターのWebsiteより

薬の価格については交渉しない

薬価は、厚生労働省が決めているものの、卸価格は調整可能です。しかし、私たちは、あくまでも医薬情報担当者。薬の情報だけを医師や薬剤師、看護師に伝えるのが役目です。病院とは直接価格交渉しません。薬価改正は定期的に行われ、改正されたら、一応卸に情報をシェアします。(卸はもちろん薬価改正は知っていますが、何百種類の薬がある中で、どれが重要なんてわかりません。)

オーダーや納品は医薬品卸がする

価格交渉しない理由は、私たちが薬を直接顧客へ届けません。病院は、医薬品卸(アルフレッサ、SUZUKENなど)に発注し、医薬品卸がそれぞれ製薬企業の薬を届けます。

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医薬品卸への訪問

医薬品卸が薬を届けるので、医薬品卸も薬の名前やその薬が何の病気に適応があるかを知っています。さまざまな薬を届けるので医薬品卸の方は、ある程度勉強しなければなりません。週に数回、MRが医薬品卸に薬についての説明会を行います。

YukaChin
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オンコロジーMRはほとんど卸訪問をしません。大きな専門病院を担当するためです。

まとめ

さらっとMRの仕事の前半部分をお伝えしました。次回はもう少しMRの病院での仕事内容をご紹介していきます。

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